宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

24期生のファイナルカップ


ファイナルカップが終わりました。昨年度は、男子と女子の開催日が一日ずれていたのですが、今年度は同日開催でした。ラスト試合となる女子に僕が、男子はコーチに任せました。


女子の会場は兵庫県立総合体育館。全日本の県大会が行われる会場で、まさに聖地でのラスト試合でした。しかも、予選はメインホールでした。残念ながら、勝つことが出来なかった最後の大会になりましたが、彼女たちらしい試合で楽しませてもらいました。いや、ラストゲームは勝ちたかったんですが、粘り負けしました。あまり喜怒哀楽を出さないメンバーでしたが、悔しそうな表情を見ていると、まだこの子たちの試合を観たかったと言う気持ちになりました。


試合後、体育館外で記念撮影をしました。いつも騒々しい男子と一緒にいると感じませんでしたが、女子たちとゆっくり話をしている時間もなかなか大事だなあ…と、今更ながら感じた時間でした。今年は男子が本当に忙しい日程が続き、女子には我慢させてきた部分があります。でも、逆に、男子がいたからこそ、素晴らしいチームさんたちと一緒に交流してこれたのもあります。スカイ女子はスカイ女子らしく、本当に良いチームになってくれました。3人の6年生、よく頑張りました。



女子たちの会場を出て、僕は大阪の男子の会場に向かいました。高速を飛ばしてもらい、30分ほどで到着。男子の会場も、本当に素晴らしい体育館です。予選を勝ち上がり、上位トーナメントの順番待ちをしている子どもたちと合流しました。

うちのコーチは、スカイの4期生です。今の子ら(24期生)と、ちょうど20年の差があります。コーチも20年前に、このファイナルカップに出させてもらいました。対戦相手や最後の試合も、いまだによく覚えているようです。小学生時代の最後の試合は、12歳の子どもたちの記憶にしっかり残るんですね…




さて、猛獣・野獣のメンバーたち。トーナメントも順調に…いや、相変わらずの部分もありながら、彼ららしく勝ち上がっていきました。予選2試合、トーナメント1回戦、準々決勝、準決勝…最後の決勝戦は、またもや福島さんと。今年はお互いに全日本の全国大会を勝たせてもらってから、追われる立場で苦しかったですね。それだけに、こうやって夏の全国が終わってから何度も対戦させてもらえる機会があり、全力でぶつかれた相手でした。


男子は試合が終われば、すぐ仲良くなるので面白いです。昨日も他のチームのメンバーが入り乱れて話をしている場面を何度も見ました。バレーボールをしていたから出会えた仲間、繋がりを、大切にして欲しいと思います。




過去最多の出場チーム数となったそうですが、スカイにとっても初めてファイナルカップの頂点に立つことが出来ました。嬉しさもありますが、何か不思議な感じがした一日でした。また、この大会で良い結果が出せるよう、これからのチームでも頑張りたいと思います。



男子は残すところ、スポ少全国大会だけになりました。近畿の代表として行かせてもらいます。皆さんに激励の言葉をたくさん頂きました。たくさん思い出を作らせてもらってきます。



ファイナルカップ
初めて出させて頂いてから、もう20年以上が経ちました。一年の最後の大会とあって、感動の思い出ばかりが残っています。若い頃は、最後の試合が終わると6年生との別れが悲しくて一人で泣いていたのも覚えています。


最後の写真は、19年前の5期生のファイナルカップ。この時は上位トーナメントの決勝戦まで勝ち上がり、でも最後は京都の強豪チームに完敗しました。僕が偉そうに子どもと円陣を組んでいますが、この試合後も体育館外で号泣していた記憶があります(笑)やっぱり若いな。いや、今が歳とったなあ…当たり前か。






始まりがあれば、終わりがある。

わかっちゃいるけど、
毎年寂しい季節です…








今年も素晴らしい大会を
有難うございました。