
ちょうど夏至の時期に開催される、全日本大会の全国大会予選。兵庫県大会は、聖地の兵庫県立総合体育館で行われます。今年は1日目が男子の部と混合の部。そして2日目に女子の部がありました。

市の予選、そして地区予選を勝ち上がってきたチームが、ここ兵庫県立総合体育館に来ることが出来ます。兵庫県は全国的に見てもチーム数が多く、兵庫県大会まで勝ち上がってくることが大変です。スカイの所属する阪神地区の他に、但馬、丹有、西播、東播、神戸、淡路島…たくさんの地区があるので、それぞれの地区代表が集まる兵庫県大会です。

スカイは17回目の兵庫県大会挑戦です。初めて出たときは、足が震えて大変でした。流石に今はそんなことはありませんが、独特の緊張感があり、何度来ても背筋が伸びます。たくさんの経験をさせて頂いたこの場所で、今年も全国大会に挑戦です。

「勝負は紺色」
何かでそんな言葉を目にしました。もともと、スカイのチームカラーは『白』なのですが、その言葉がすごく響いてしまい、初戦は上のシャツを『紺』にしました。

対戦相手は、東播代表の神吉ジュニアさん。神吉さんと言えば、女子や混合のイメージがありましたが、今年は男子で参加されると聞いて嬉しかったです。と言うのも、神吉さんの監督さんが、目指す指導者さんの一人だからです。男子でもこうやって県に上がってこられる指導力は、さすがだと感じていました。結果はスカイがとりましたが、また勉強させてもらいたいことばかりでした。

準決勝は第5試合に入りました。ユニフォームは、スカイで通称『全国ユニ』。白が基調のユニフォームです。これは全国制覇をした4年前、優勝の賞品としてデサントさんが作ってくださいました。これを着て勝負です。

対戦相手は兵庫石海さん。昨年度の混合の部の日本一のチームさんです。兵庫県大会では、ポイントになる試合で必ず対戦している気がします。そして大接戦になります。毎年素晴らしいチームを作られるので感心するばかりです。


やはり大接戦になりました。お互い、1点1点…集中を切らさずに戦いました。何度か試合が止まる場面があり、流れをつかむのが難しい試合になりましたが、最後まで踏ん張ってくれました。ストレートで勝ち、昨年に続いて決勝進出です。

実は、人生2回目のイエローを頂きました。
どうやら、メンバーチェンジが上手くいかずにモタモタしていたら遅延行為となったようです。すみません気を付けます。ただ、前回イエローを頂いたのが…全国を決めた年でした。当時はマスク必須で、それを下ろして指示を出したときに頂きました。言葉は正しくは無いですが、縁起の良いイエローになれば…

【写真】さくや(6年)・ひより(6年)
この日のスパイクは、センターの『さくや』ほぼ一枚でした。県大会に向けての過程で、エースの『こうた』がケガをしてしまいました。初戦は起用せず、準決勝でコートに立たせましたが、やはり助走してスパイクを打てる状態にはならず、センター勝負にかけた一日でした。
良くも悪くも、思い切りの良さが売りの『さくや』です。2枚しっかりブロックがついても、そこに真っ向勝負します…毎試合冷や汗の出るプレーに、神経がやられそうになりますが、この日は覚醒していた気がします。
そして、
スカイの紅一点『ひより』
彼女がいなかったら、今年のチームはここまでこれませんでした。全日本大会、スカイは男子の部で参加しているため、彼女は試合に出られません。一緒に全国を目指すために『マネージャー』としてベンチに入れることに決めました。真面目で一生懸命です。スカイ男子たちのことをノートにまとめ、試合でも自分なりに考えたことをメモしていました。

そして…僕が一番感動したのが、スカイの大応援団でした。現役のパパ・ママはもちろん、たくさんの OB・ OG、そしてOB・ OGの保護者さんたち。とにかく凄い数に、感謝の気持ちで涙腺が緩みました。コートまで響く声援は、本当に本当に力をもらいました。スカイのホワイトカラーでいっぱいの二階席でした。

決勝戦は、加古川疾風さん。疾風さんとも、県大会では何度も何度も対戦させてもらってきました。男子らしく、迫力のあるプレーに、一昨年のチームは全国の夢を絶たれてしまいました。あの時と同じ、グリーンのユニフォームで登場されてきました。
スカイは最後。公式戦ユニフォームである『Aユニ』で臨みました。いつも、大事な試合の最後に着せているユニフォームですが、今年度のチームは初。県大会の最後に着せてやりたいと思っていました。

泣いても笑っても…ラスト。エースはもうほとんど動けない状態でした。第一セットをとり、第二セットをとられ、フルセットへ。何もできなくて悔しい自分がいたのでしょう。痛みもあったと思います。涙が出ているエースでした。ベンチに戻そうと何度も思いましたが、本人が「出たい」と言うので、本当に迷いましたが最後もコートに出しました。
もうこうなったらドラマの世界。センターに最後まで踏ん張らせるしかない。「お前しかいない、お前が何とかしてくれ、お前ならいける!!」そう『さくや』に伝えて、第三セットへ。


見事にやってくれました。よく踏ん張ってくれました。大声援に支えていただき、優勝することができました。
ここまで何百回も叱られてきたキャプテンの『そういちろう』も、号泣していました。みんな心から喜びを吹き出していた瞬間でした。
試合後、疾風の監督さんがハグをしてくださいました。嬉しかった瞬間でした。男子の指導者として、ずっとライバルでありたいし、尊敬のできる監督さんです。


課題だらけの今年のチーム。昨年、一昨年のチームのまとまりから比べたら、よくこのチームでここまで来れたな…とも感じます。

ここからがスタート。エースはしばらく休養し、完全復活まで待ちます。残りのメンバーで、一歩一歩、感謝の気持ちを忘れずに頑張りたいと思います。
応援してくださった全ての皆さん、
対戦したチームの皆さん、
ありがとうございました。
東京🗼でも、スカイらしく、
元気いっぱい、全力プレーで
頑張ってきます。

全日本バレーボール小学生大会
兵庫県大会 男子の部 優勝🏆