最後の県大会、何とか優勝することが出来ました。この一年、全小連関係の県大会、スポ少の県大会…数多くの県レベルの大会に参加させてもらいましたが、結局公式戦は、県、近畿、全国と、一つを除いて負けずに終わりました。
負けたその一つが、6月の全日本大会の兵庫県大会。結局、東京を目標にしていたその一つを、落としてしまったんだなあ…と、全日本大会を勝つ難しさを感じた一年になってしまいました。それも勉強。よい経験になりました。
バレーボールに、いや、勝負の世界に絶対なんてない。…結局は勝ったチームが一番強いんです。夏のスカイは、まだまだ未熟でした。
ただ、あの敗戦があったので、チームは一回りどころか二回りも三回りも伸びました。バレーボールはやっぱりレシーブだと感じるチームになってくれました。
唯一、攻撃でこだわってきたのは、どこにも負けないスピードで勝負しようと思ってきました。バレーボールはスパイカーが目立ちますが、うちの今年のチームは、高い確率でAカットにできること。レセプションもディグも、これがあるおかげて勝ち上がることが出来ました。
その守備力を活かし、小学生では難しい攻撃にも挑戦したいと思ってきました。

一つは、縦のB。
苦しい場面でもこれがとても活きました。
それが出来る子どもたちの能力でした。
それぞれの道も決まり、残す招待大会でも彼らの力が出しきれれば良いと思っています。
あとは、背中で下級生たちの見本になること。今年の6年生たちがいまだに叱られていることです。チームの中心として、今度は目に見えない部分でチームのために動けるかです。
僕はそこにしか興味がなく、きっと卒部する直前まで言い続けていると思います。この日曜日の最後の県大会も、「後輩に見本となる行動がとれたか?」最後にそれしか聞いてません。中学と言う次のステップに進む子らに、人として成長させて送り出したいとだけ思っています。