兵庫県選手権大会2023 - 宝塚スカイアタッカーズ監督のブログ

今年も兵庫県選手権大会に出場させてもらえました。夏の全日本から6年生が一回りも二回りも成長してくる選手権だけに、それにどう立ち向かえるかが課題でした。

【スカイ男子】
やはり、大きな公式戦の雰囲気は、子どもたちを圧倒しました。普段から大会を意識してと伝えてはいますが、出番を待つときの緊張した表情を見て、少し不安に感じたスタートでした。いつも通り、いつも通り…そう声をかけますが、「いつも通り」が出来るチームはなかなかいないでしょう。でも、それは相手さんも同じはず。

さあ、いくぞ！！…と背中を押しました。

スカイ男子は全員が150㎝に満たない、小さなチームです。だからこそ、レセプションやディグで負けないよう頑張ってきました。しかし、第一セットはそれが乱れ、二段トスが目立ちました。なかなか、いつものペースにもっていけず、焦りばかりが出てしまいました。気がつけば大差をつけられていました。

第2セットのスタート前、逆に喝を入れます。こんな状態で終われません。少しずついつものバレーに戻ると、逆に良い雰囲気のままセットを取り返しました。

フルセット。出だしが勝負だと祈る思いでスタートしました。連続ポイントで良い流れがきます。ここから競り合う流れで後半に入りました。しかし、一つのミスからバタバタと相手の流れに変わりました。これがまだ5年生の弱さかなとも感じました。

残念ながら、1回戦で敗れました。緊張の中、よく頑張っていました。泣き崩れる子どもたちでしたが、苦手な部分、出たら嫌な部分が本番で出ました。やはり、もっと練習のときから意識を高く持って取り組み、自信を持って挑まないといけないと、改めて感じた時間でした。

【スカイ混合】
別会場では、初の混合での県大会出場となった、スカイ混合チームが頑張っていました。ここまで、なかなかエースの気持ちを前に出せてやれずでしたが、拾って打っての頑張りを最後まで見せてくれました。ポジションもなかなか決まらずに、色々試しながらの練習でしたが、女子メンバーが県大会に初出場と言う、チームの歴史に残る大会となりました。