宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

一日を振り返る

さて、一晩たちました。

昨日の大会を、ゆっくり振り返ってみます。











大会名は、『第3回若葉杯』。

実は、第1回と第2回の主催者は、自分でした。




30人を超える部員を抱えている時に、

「何とか4年生以下の子らにも、試合が出来ないか…」と

4年生以下限定の大会を作ったんです。






そんな時代もありました。

もう随分前のこと。

第1回は、8年も9年も…前になるんかな。。。






そんな頃から交流のある監督さんが

今回、久々に

4年生以下大会『若葉杯』を主催してくれました。



大会名を聞いたとき、

とても嬉しかったです。






















我がチームを振り返ります。








昨日は『優勝』こそしたものの、

準備の遅さ、行動の遅さは

相変わらず、一向に変わりませんでした。




普段の練習でも、

ネットを張ることや、次の準備など、

とにかく行動が遅く、叱ることが多いです。




何人かは(常に決まってますが…)焦って、急いで…動くのですが、

全体的に、『人任せ』が当たり前。

叱られることも、当たり前…になりつつあります。





















でも最近…

自分に、新しい『課題』を与えられている気がします。
















自分の『目的』とするところは反れないようにしながらも、

今年の子どもたちのカラーを生かせる指導も

今は考えないといけない。









きっと子どもたちは、

一歩ずつ成長してると信じています。













その意味でも、

良かった…と感じたところを、思い出してみました。











まずは、4年生の3人。



能力的に、

どこのチームにも負けていなかったと思います。



体は小さいですが、運動能力は高い3人。





特に、サーブは6年生チームでも通用する力があり、

この4年生大会では、「すごいね…」と誉めてもらってました。






うちの新チーム(5年生チーム)にも入っている3人なので

試合慣れをしている強みだったでしょう。



細かい練習を、きちんと受け入れていけば、

きっとすごい選手になると思います。













続いて、3年生と2年生。

3年生トリオは、初試合。

試合の流れを覚えただけでも収穫でしたが、

しっかりレシーブもしていました。



足の出し方、腕の方向など、

日ごろ言ってることを、ちゃんとやろうと努力していました。



『プチしょうご』『たつみ』の2人は、サーブも見事に決まりました。



『たくみ』は今回、なかなかサーブが入りませんでしたが、

普段から、返事も一生懸命にします。

こんな子は、必ず出来るようになります。




控えに回った2年生。

『りょうじ』は、出たくて仕方なかったようです。


勝戦でも、

「出たいか?」と聞くと

「出たいです!」と、頼もしい言葉が返ってきました。



「よし!それなら、思いっきり声を出して、走り回ってこい!」と、送り出しました。



前向きな気持ち、大切ですね。

ホンマに、大声で走り回ってました。




















最後に、5年生。



4人の意識には、まだまだ…かなりの差があります。









チームの最高学年として動く子もいれば、

まだまだ自分のことだけの子もいます。




ここが、新年度の弱さ。

崩れると、立て直せません。














そんな4人の5年生。



この日は、応援とボール拾い。



予選は、ベンチで座っていた4人も、

決勝ブロックの応援は、4人とも立ち上がってました。






自分たちの経験したことの無い

『優勝』と言う文字を、先に後輩が味わいました。





この日の、大きな目的でもあった

「外から見ることで、5年生がどう感じるか。」



きっと、内心は複雑だったと思います。







素直に喜ぶことも出来なかったでしょう。。。




それでいいと思います。







その分、

「次は、自分たちが…!!」

と、高い意識を持ってくれていれば

今回の後輩のつかんだ『結果』は、大きなものとなるはずです。












帰り、5年生の『れいや』が

「次は俺らが優勝すんねん!!」と言ってました。


















今回は、一切ベンチで盛り上げませんでした。

最初から決めてました。




大会だけ頑張るチームでなく、

練習を大事に出来るチームになったとき、

自分も大応援団の1人になろうと思っています。