宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

選手権を終えて思うこと(中編)

(つづき)


そうなれば、自分にとっても勝負です。



能力ではなく、努力が必要なことを伝えるには、6年生で県大会に出て勝負出来ること。そして結果に出して本人たちに感じさせたいと思うようになりました。



色々苦労しました。
指導者なら当たり前ですが、
なぜ、このメンバーか?と聞かれても
自信を持てるチームにしないといけない。

他の子どもらにも、
納得させないといけない。




それだけに、
6年生には厳しい言葉も伝えてきました。





でも、なかなか動かない。
自分から話さない。

その度に、また追い詰めたりもしました。











今年のチームは、大エースがいません。
相手がミスするまで、必死につなぐだけ。



でも、小さなチームが動き回っている
自分が好きなバレースタイルです。

動いて繋ぐ、速く回す…
強くはないですが…面白いチームです。






6年生…派手さはゼロですが、
一人ひとりに確実なものをつけさせることにしました。

一人はサーブ、
一人はレシーブ、
一人はクイック、


まだまだですが、日に日に良くなりました。




下のメンバーに入れ替えた方が
上手く回ってきたチームでしたが、
ある日を境に、差が縮まったのを感じました。

そこで、練習試合の時に、
得失点の記録をつけてみました。



すると、意外にもそんなに大差が無いことが分かりました。





目立たない分、ミスも少ないことが
記録していて分かったんです。


下級生を使うと、一気に派手になり
スピードも上がりますが、ミスが多い。

すぐに気付くようなことでも、
見逃していることがありました。




「6年生を使う」
このとき、そう決心をして
ポジションを固めていきました。


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(続く)