宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

選手権を終えて思うこと(前編)

スカイの今年の選手権が終わりました。

県のベスト4。
よくやったと思います。


昨年のチームも決勝戦まで進み、チームで初めての県大会準優勝をつかみましたが、2年続けて結果を残せました。


チームのレベルで言えば、
一昨年の方が高かったと思います。
でも、その年は地区予選で負けています。

分からないものです。



試合なんて「めぐり合わせ」です。
結果だけでその年の判断は出来ません。

でも、
見えない「何か」があると思っています。






その「何か」とは?



子どもたちには、
「普段の行動(学校生活)」
だと伝えています。


そうじを一生懸命にする。
当番の仕事に責任を持つ。
元気で自分から挨拶をする。


色々ありますが、普段、見えないところで頑張っていることが
最後の「決め手」になること、最後の1点につながることだと伝えています。







うちは、年功序列でメンバーは組みません。
だから、いつも悩んでメンバーを決めます。

同じ力なら、上の学年を使いますが、
誰が見ても明らかに下の学年の方が力があるときは
迷わずそちらを起用してきました。




春にスタートした3人の6年生男子。
この3人を輝かせるためには、どうすればいいか…
今年は特に悩みました。

ポテンシャルの高い安定感のある…5年生。
そして、誰よりも前に出てくる勢いのある…4年生。

その中で、控えめで小さな…6年生。


その6年生たちを輝かせるために
「自分に何が出来るか」…を考え出したのは、
コロナで練習が自粛中のときでした。




自粛期間中、中心になってくれたのが…6年生でした。



下級生と連絡を取り、
長期間練習が出来なくても、
全員が繋がっていました。


大きなことは出来ませんが、
言われたことをこなし、
頑張っている姿を見て

「何とか6年生たちをコートに」
と感じるようになりました。


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(続く)