宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

自覚の持ち始め

夏休みに入り、チーム単独の練習のみでしたが、暑い中ずっと頑張ってきた子どもたち。体力もしっかりとついているでしょう。

子どもたちには、「あんたらは、小学生のスーパーマンや。」と伝えました。



楽しい夏休み…遊びに行くわけでもなく、家に閉じこもるでもなく、毎日こんなに暑い中でボールを追いかけている小学生。本当にスーパーマン

だからこそ、せっかく頑張っているからこそ、つけたい力があります。





ゴールデンエイジの小学生時代に習得した技術は、何十年経っても忘れることは無い…それくらい、小学生時代に身体を動かすことは重要だと言われています。


バレーボールだけでなく、様々な運動をさせる時期です。練習時間に、跳び箱・マット・平均台を使うことが多いのですが、将来の体作りに必要ですので、これからも積極的に取り入れます。



『運動神経』とよく聞く言葉がありますが、実際には運動神経と言う『神経』はありません。コーディネーション能力…と言うのが正しく、私自身もそちらの言葉を使うようにしています。

コーディネーション能力を育てるためには、昔の遊びが最適だと聞きました。缶蹴り、凧揚げ、ケンケンパ、ゴム跳び、竹馬…などです。今の子は缶蹴りのルールって知ってるんかな?またバレーの時間にやってみようかな。



とにかく、
脳に刺激を与えること。

うちのスーパーマンたちなら、何でも興味を持って楽しみそうです。








さて。。。

昨日はネット張りで、また同じことを叱られていた子たちでした。ボール拾いも、「遅い」…と言うより、行動に責任感が見えない部分が気になります。



まだまだ、自分が中心で自分のペース。
まわりが見えてません。

「うちのチームは、あんたらのお父さんお母さんの協力が凄いだけで、みんなそれに甘えているだけ!」…最近、よく伝える言葉です。


まあそれは同時に、自分の指導不足を感じること。
今年度後半の課題にします。




ただ、そんな中、チーム全体を見て声かけをしたり、指示の言葉を出す子が何人か出てきました。

スカイはよく、「本当に元気ですね」と言ってもらえることが多いのですが、その声は単なる『自己アピール』であり、チームを考えての声が出せる子はなかなかいませんでした。



もちろん、自己アピールの声を出せる子も素晴らしいのです。

でも、そこから次のステップに上がった声が出せ、チーム全体を考えた行動が出来る子が出てきたのは、心から頼もしさを感じます。




自覚を持ち始めた子がチームを引っ張り出したら、さらにチームは良くなる…

そう思い、これからを楽しみに感じています。