宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

キャプテンと責任

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みなさんは、キャプテンをどのように決めていますか。



部員の中で、投票(推薦)のようなカタチで

決めるチームもあれば、

監督が決めるチームもありますね。



うちは後者です。

自分で決めています。















今年の『たくみ』は、

7代目のキャプテンになります。



1年生からバレー部に入り、

3年生でレギュラー。

6年になって

当たり前のように『キャプテン』をしています。




4年生までは、先輩の中に混じって

伸び伸びと自分のバレーをしていました。

バレーセンスもあり、

強気なバレーが魅力な選手でした。













5年生になり、

6年生の先輩が不在だった関係で

1年早く『キャプテン』になりました。



当然のように任せましたが、

「今までのように、自分だけのプレーではいかない」

今までに無いものを、背負うことで、

今までの「良さ」を崩すことがないだろうか…

そんな心配がありました。






案の定、

『たくみ』らしい

伸び伸びとしたプレーが

少なくなってきた気がしました。




自分だけでなく、

周りの子、後輩の子、

全てに気を使っていかなくてはならない立場になったからです。







彼本来の『魅力』を

少なくさせている気がしました。








あっという間に、

5年生時代が終わりました。















今年度。



いよいよ1年生から初めたバレーも

もう6年生になり、ラストの1年。。。


彼にとっては、2年連続の『キャプテン』。





自分のこと以外でも

叱られることもさらに多くなり、

やっぱり昔のような『表情』が見られなくなった…と

思うようになってしまいました。









それでも、

今年のSAは、任せるしかありません。

他の子の倍以上叱られていますが、

頑張ってついてきています。













練習前、練習中、練習後…

よく『たくみ』の動きを見ているのですが、

きちんと指示をしているのが

わかるようになりました。





そして、ここ最近、

ちょっと大人になった気がしていました。



責任を持って

行動しているのが分かります。





他の子らが思い通りに動かなくて、

イライラして、

頭を抱えていることも多々見ますが、

そんな状態でも、

何とかまとめようとする姿勢が見えるようになりました。





まだまだ抜けてしまうこともあるキャプテンです。

が、

最近のキャプテンとしての成長には

本当に見えるものがあります。




部員も増え、まとめることは大変です。

きっと最後には

歴代の先輩キャプテンに負けないような

人間の大きな『主将』になってくれると感じています。



そして、

いい選手になってきたことを、

嬉しく思っています。







小さくて大きい

キャプテン『たくみ』です。