宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

豆らの県大会への道

今日は落ち着いて日記を書こうと思います。

これを見て、どうだこうだ…
と予想されても構いません。

あくまで自分の感じた『県大会への道』です。



サントリーカップ阪神大会…
チーム始まって以来の『阪神ナンバーワン』になりました。
結果では一番いいものが出たんです。

嬉しかったですよ。

今まで苦労したこと、子どもらの頑張り、
そして、卒部生たちの土台全ての力だろうだと思いました。


だけど、今年の豆にとっての目標
阪神大会で優勝する」
が、いきなり結果が出た。

ここからどうなるかな…と思っていました。


過去、6年生のときの先輩はみんな
「全国大会に行く!!」
が目標だっただけに、
県大会へのモチベーションも崩れなかったんです。

だけど、今年の豆らは大変。
さあ、どうする…


悩んでいる中、6年生の子が一人抜けました。

大きい痛手でした。
今からフォーメーションを作り直す?
いったい、誰を使う?

それよりも、抜けたことによる他のメンバーの気持ちです。
動揺はあったと思います。



県大会1週間前になっても、
豆らの気持ちがバラけていました。

こんな大事な時期に、
練習をカットして話し合いをさせてきました。




抜けたところには、昨年末に入部した
新しい6年生を使うことに決めていました。

彼にとっても、この大舞台を踏ませてやる
最後のチャンスに変わりはありませんから…

まだまだサーブも入らない小さな子。

「とにかく、ボールが来た方向に面を向けなさい」

それが最後に伝えた言葉でした。



決して今年は
「これで大丈夫!」
と思って出場できるチームの状態ではなかったと思います。
結果は同じだったかもしれません。

が、そこまでの過程に納得のいかないことが多かった。
僕にとっても、子どもたちにとっても。。。


いよいよ当日。
朝から雨です。

「今年は緊張しないだろう」

と思っていたのに、やっぱり大舞台ですね…
なぜか手も足も、緊張でした。
だけど、今年もこの緊張感を与えてくれた豆たちに
改めて感謝しなければいけない…とも感じました。


豆らの出番は第二試合。

第一試合では、同じ阪神地区代表の「桃園クラブ」さんが
東播地区トップの「ペガサス明石」さんに勝利。

よし、うちも…

さあ、超のつくほどの立派な舞台。
センターのコート。

豆らは緊張で表情がかたい。

プロトコール

僕は、うちものペースで、1列レシーブから3人レシーブ…へと入る。。。
大声援で、僕の声が豆に聞こえないようだ…

公式練習。

スパイクから入る。

「だいすけ」の存在を知らない方は
「こんな大きい子、いた??!!」
と、何人にも言われました。

だいすけのクイック、そして、しょうご&じょうのスパイク…と練習し、
最後はサーブ練習で練習を終える。


試合開始。

中盤まで、相手(太子さん)と競る。
後半、やはり恐れていたミス。
うちの失点は、練習試合でもほとんど自滅失点。

サーブとスパイクのミスで、引き離される。

最後の最後、連続ポイントで盛り返すも、
14点止まりで終了。



2セット目。
連続失点。

カットが悪かった。

一番安定しているのは、いつも4年生の『たくみ』。
普段どおり?の強気。
サーブもレシーブも、冷静なところは…この子の凄いところ。

うちの勝ちパターンは、「だいすけ」のスパイク。
でも、今回はドッカンスパイクは不発に終わった…
まだまだ4月復帰して2ヶ月。
この先、絶対に大物になるでしょう。


終わってみれば、2セット目も二桁ちょっとを取るのがやっとでした。


同じ阪神勢の桃園さん、常光寺さんが
何とか頑張ってくれて、ダブルで県3位。
阪神地区の頑張りに、僕も嬉しかった。
心から表彰式で、拍手が出てきた。

もっともっとみんなで、阪神を盛り上げていきたい…
そう間近で応援して、感じました。


男子も女子も、西播地区がワンツーを決めました。

全国大会は、同じ兵庫県チームとして
山崎さん、太田さんを応援したいと思います。
もちろん、ここまで頑張ってきた他府県チームの仲間の応援も。



豆らには、決勝まで観戦させました。

どう感じたかな。。。



県大会が終わってすぐ、
夏の阪神大会(近畿大会予選)へ切り替えすることを
豆らに話しました。

今度は、阪神だけでなく、他の2地区の男子も一緒です。
参加チーム数も増えての、近畿大会切符争いです。

今度は、もう迷うことなく
同じ気持ちで真っ直ぐ向かいたいと思います。



決戦は、7月30日(日)
あと、約1ヶ月ですね。。。




今日…
新しい週の始まり。

うちのクラスに、転入生がきました。

元気!×100
ビックリマークの数ぐらい、活発な男の子です。

また、そのほかにも
クラスで嬉しいこともありました。

「僕に出会って良かった」
と、言ってもらえる人にならないとな…と感じましたね。。。



長々とすみません。


最後に…

県大会には、実は僕の両親も見に来ていました(苦笑)。
緊張の試合で、ふと二階の応援席を見ると…
「いた!!!!!!!来てる!!!!!!」
照れましたが、やっぱり感謝しています。


終わったあとに
「惜しかったね~、でも、みんな頑張ってた!!応援一緒にしたよ」
って。。。
何か子どもに戻った気がしました(笑)

両親が帰り際に
「あんた、怒ったら目がつり上がってるよ~」
って、笑いながら話す母に、
「ほっといて!」
と言ってる自分でしたが、
色々自身にとっても勉強になった
「県大会への道」
でした。


応援してくださったみなさん
本当に有難うございました。