今年で創部20年。たくさんの男の子が巣立っていきました。実は創部当時は女子がたくさん入部を希望してきたんです。でも、全て断ってきました。
自分がやりたかった男子チームに拘りました。
でも、バレーボールがやりたい女の子たちにもさせてあげたいと思い、同期の先生にお願いして監督をしてもらいました。それが…長尾エンゼル。初代監督は私の同期の先生です。
狭い体育館で、男子チームと女子チームが一緒に練習しました。男子のスカイと女子のエンゼル、合わせると…もの凄い人数でした。
数年が経ち、一人の女の子が「男子チームに入りたい」と言って入部してきました。うちは男子チームなので、試合には出られないし、何より男の子しかいない中に女の子が一人で？…と当時は心配していました。
でも、そんな心配など気にもせず、遠征、宿泊行事、いつも笑顔でずっと参加していました。
スカイの女子第1号だった「みきこ」は、先日の20周年祝賀会にも来てくれました。全く変わらない優しい笑顔を見ると、彼女がスカイの一員で良かったと心から思います。
結局、20年で4人の女の子を卒部させました。
4人とも、公式戦はベンチすら入れず…2階で応援。あくまで男子チーム…でこだわってきたスカイで、輝いてくれた4人です。
20年が経ち、たくさんのチームさんと交流させてもらいました。そして、男子と女子が協力しながら、力を合わせながらバレーをしているチームをたくさん見てきました。
少し前から「男子にこだわる理由など無いのかな。」と思うようになりました。
小学生時代だけが男女が全く同じルール。ならば、誰もが入れるチームにしたいなあと思うようになりました。
10月はチームの誕生日です。
二十歳のチーム、新しい元号、スタートには良い年。
次回の体験会から、女の子の募集もはじめます。
