宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

何とか終わった!運動会

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みなさん、おヒサです♪

ちょっと長くなるけれども、
久々の日記。



昨日(7日)は、
我が小学校の『運動会』でした。

うちの小学校は、校舎改築中のために
運動場が使えないため、
山の上にある中学校まで行って
そこのグラウンドですることになっていました。


今年も、『体育担当』と『6年生担任』
になることが決まってから、

「こら大変になるなぁ…」

とは感じていましたが、

「まだ少し先の話だし、焦らないでいい」

と、…パニックになりそうな自分を予想しながら
新学年をスタートしていました。



練習場所もなく、各学年の『表現』と言われる「ダンス」も
練習場所がありません。

1学期から長い間話し合った結果が

「各学年のダンスの代わりに、団体競技を入れる」

「お弁当がもし腐ってはいけないので、何とか午前中に終われるように」

「6年生だけは、最後の運動会でもあるので、組体操をしよう」

と、細かいところまで決まっていきました。



6年生…

組体操…

「どうやって練習しよう??」

と、いつも工事中の狭い運動場を見て
ため息が出てきました。

横一列になることも出来ないし、
当日使う大きさのトラックも
感覚的に分からない。。。

練習のほとんどが、体育館。

「まず、1組から!!」

全体練習など、到底出来ない状況…

5クラスある、我が6年生は、
それでも何ら文句も愚痴も言わずに、
一生懸命に練習していました。



運動会、最後の週。

週間天気予報は、結構良い。



が、、、



天気予報など、当てにならないと感じた1週間だった。



中学校にお願いして、
6年生は当日使う運動場で、練習させてもらうことに…。

行ってみんなビックリ。。。



「ひっろ~!!」



だだっ広いグラウンド。

行っても行っても、走っても走っても、まだグラウンド。



そこで練習をさせてもらいました。




案の定、感覚が全く違う。

狭いところで練習をしていた子どもたちは、
それでも覚えることに一生懸命でした。



小学校では、雨の続く週で
一回も全校練習が出来ないまま、本番を迎えることになりました。



前日の準備も、雨模様…



「せめて、当日ぐらいは晴れてくれ…」


天気予報を信じて、当日を迎えました。





当日。。。

と言うか、深夜3時ごろ、目が覚めます。

雨の音…


早めに出勤して、何とか止みそうな雨だったので
予程通り行うことに。


朝から、学校には保護者からジャンジャン電話がかかってきます…

「今日はあるんですか~?」

おいおい…

この辺、モラルを感じます。
せめて、
「お忙しいところすみません。何年何組の○○ですが、今日の運動会ありますか。」
と聞いて欲しいものです。。。


てか、1100人も児童のいる小学校…
電話はね…




ちょっとムッとしながらも、
子どもらが来る前に、会場の中学校に行きました。

グラウンドにたまった水を雑巾で吸い取り、
テントの屋根にたまった水をバケツで運びながら

「何とか雨よ振らないでくれ…」

と願っていました。

「あ!虹だ!!」(画像参照)
「今日は大丈夫大丈夫!」

そう他の先生たちと言葉を交わしながら
準備を進めていました。



が、、、



また雨が。。。


6年生が到着しましたが、他の学年は学校で待つことに。。。


また雨が上がったことろで、全学年が山を上がってきました。

約30分遅れでスタート。

これ以上、遅れるわけにはいかないと言う心配と、
今にも振りそうな天気の心配。


結局、少し晴れ間→曇ってきた→雨だ!!→また止んだ→晴れてきた→あ、また雨…

こんなことの繰り返し。。。


校長先生と
「どうする?次もいくか?止めるか?」
と、何度も聞かれましたが、もうここまできたらやってしまおう!でした。


何とかプログラムも進みました。



いよいよ最後、6年生の組体操です。



今回、見て欲しかったダンス。

むちゃ綺麗でした。


「先生はね、一番いい席でみんなを見ているからな!」
と、朝会台の上から、6年生をジッと応援しました。


これは組体操を指導すれば分かるのですが、
本当に2人技一つをとっても、すごい練習がいります。

「サボテン」も、簡単そうに見えて、はじめはみんな全く出来ない状態でした。


本番、全てのサボテンが揃いました。

しかも、音楽にあわせてバッチリです。

6年生担任5人で、あとで大喜びだったんです。

「あれは凄かった!、あの子ら、やりよったなぁ!!」


『ドミノ』系のダンスも、7種類入れたんです。
順々に同じ動きをするだけで、見事な「技」になります。



いよいよフィニッシュ。

166人の気持ちをあわせて、1列ズラッと並んでのピラミッド。


「今年は最後のタワーをやめて、ピラミッドで終わりたい」


学年の先生にお願いして、作りましたが、
土台の28人がみんな腕を交差させるところから
もう僕は緊張してました。

「がんばれ…がんばれ…」

一つ崩れると、全部に影響するので
最初は間隔を空けようかと言ってたんですが

「やっぱり全員並べたい」

と、あえて挑戦しました。


音楽もクライマックス。
子どもたちがどんどん土台に登ります。

ひとつが遅れました。
うちのクラスの一つ…
必死で作り直しています。

「まだ時間ある、いけ!!!!」

心の中でむっちゃ応援しました。


そして、フィニッシュ。

最後は、僕の笛で、全員が顔を上げます。


大拍手をもらいました。




最高でした。

100点満点でした。





結局、一部崩れたピラミッドでしたが、
最後まで挑戦したそこのメンバーに、あとで話をしました。


「惜しかったけど、最後までようやったな!カッコよかったで!」



一番上に上るはずだった子の笑顔を見て、
ちょっとホッとしました。

うちのクラスのヤンチャメンバーが、
本番で真剣に手を伸ばしてダンスをしていたことも聞いて
また感動しました。




結局、途中も小雨が降りながらの演技でした。

だけど、その中で堂々と組体操をした子どもたちに
感動をもらった一日でした。




子どもたちとワイワイ言いながら
山を降りて小学校に戻り、

お昼を食べた後は、片付けのためにまた中学校に戻り…

とっても疲れましたが
思い出に残る一日でした。




6年生とも、あと半年。

また涙のお別れなんかな…と思うと、
なんだか3連休もあの子らに会えないのが
寂しくなる気がします(笑)


やっぱり6年生って凄いな~!!

6年生担任って、ええな~!!と感じた一日でした。




長々と読んで下さって
有難うございました♪