近畿小学生バレーボール大会。僕の中では、「夏の近畿大会」と呼んでいます。夏の近畿は、大阪の大浜体育館で行われていますが、男子は毎年、各府県の代表2チームが出場します。
全国大会（全日本大会）は、もちろん、各都道府県の優勝チームしか出られませんが、近畿大会は2チームが代表になれます。しかし、これが狭き門で、スカイは創部してからちょうど20年目にやっと代表に。近いのに本当に遠かった体育館でした。
夢であった会場の大浜体育館で試合が出来たのは、この20年目に初出場した年が最後でした。と言うのは、その年を最後に、大浜の体育館は建て替えされることになったからです。
最初で最後だった体育館でしたが、何と何と、その年のその日がスカイの20周年記念式典の日。近畿大会の日と重なりました。慌ただしくも、忘れられない本当に素敵な一日になりました。
それから工事が進み、新しい立派な体育館が建ちました。しかし、建て替えと同時に、コロナが流行り出しました。またもや、近いのに行けなくなった大浜体育館…
生まれ変わった大浜体育館（大浜だいしんアリーナに名前も変わりました）になり、近畿大会の出場権をつかんだのが、昨年の24期生のとき。素晴らしい体育館と感動の中で、試合をさせて頂きました。
そんな、夏の近畿大会。。。
兵庫県では、今年から代表チームの決め方が変わりました。全日本大会の結果で、この夏の近畿大会の代表を決めることに。しかも、優勝（全国大会出場）チームは参加出来なくなりました。
男子は、全日本の県大会で準優勝と第3位に入った2チームが、近畿大会の代表チームになることに変わりました。今年度3位だったスカイ。兵庫県代表として、参加させて頂くことになりました。
嬉しいけれども、複雑な気持ちは拭えませんでした。あれだけ苦労した大会・場所に、今年のチームはナンバーワンにならずとも参加出来ることに、少し複雑な気持ちでした。
もちろん、今年のスカイの子らは、真面目に一生懸命練習しています。だからこそ、頂いた代表キップを無駄に出来ない。全力で行かせてもらうことにしました。
予選は全国大会出場のチームさんとの試合が連続しました。今年のスカイは、高さもパワーもありませんが、レシーブで勝負と頑張ってきました。
広い会場と体育館に響く応援の声、そして、力の差を感じました。レセプションがここまで乱れるとも思わなかったほど、相手チームさんのサーブも素晴らしかったです。
なかなか本来の力を出し切れずに終わったのは残念ですが、随所に光るプレーは見えました。5年生中心のチームだけに、まだまだ精神的な幼さも出ました。来年こそ…
【1回戦】
🆚山王（京都）
10-21
16-21
【2回戦】
🆚天理（奈良）
12-21
13-21
やはり大浜は素晴らしい場所でした。本当にきれいで広い。空調もバッチリ。最高です。また夏に出場させてもらえるよう頑張ります。大会を支えて頂いた連盟の役員の皆さんには、心から感謝しています。有難うございました。
さあ、秋の公式戦へ。
スカイは選手権に向けて頑張ります。
何年経っても、スカイらしく。
ずっといきます。
