宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

ライバルがいたから その1

全日本、スポ少、選手権、交歓大会…

公式戦…と言っても、
様々なものがあります。




そして、

兵庫県大会』
…と言っても、

開催時期も違い、
それぞれに立てる目標も
変わってきます。



全日本はもちろん、
東京体育館で行われる全国大会が
一番の目標になるでしょう。


秋の選手権では、
お互いの成長を感じながら
近畿大会に向けての切符を争います。







どれも大事な…兵庫県大会。



日本海側から
南は淡路島まである兵庫です。


そんな広い兵庫県の中にある
男子チームが集まるのが…
兵庫県大会。


どれも大事な
公式戦でした。









ダントツの1強の年もあれば、
いつも決勝カードは同じ!…となる
2強の年もあります。


そんな年は、
少しでもそんなトップチームに近付けるよう
一生懸命に追いかける楽しみがあります。



目標チームがあることって、
今更ながら
大きなことだと感じています。







今年は、
最後まで4つのチームが団子状態でした。



県大会のベンチは
どんな大会よりも
ドキドキ・ハラハラがありました。







今年の公式戦…

結果を振り返ってみました。



【5月】スポ少兵庫県大会
優勝 宝塚スカイ
準優勝 石海
第3位 加古川疾風・夢クラブ

【6月】全日本兵庫県大会
優勝 宝塚スカイ
準優勝 石海
第3位 夢クラブ・加古川疾風

【7月】夏の近畿大会 県地区予選(2ブロック)
優勝 宝塚スカイ・石海
準優勝 加古川疾風・夢クラブ

【8月】スポ少近畿大
ブロック優勝 宝塚スカイ・石海

【9月】夏の近畿大
ブロック優勝 宝塚スカイ・石海

【11月】兵庫県選手権大会
優勝 夢クラブ
準優勝 宝塚スカイ
第3位 石海

【11月】スポ少兵庫県大会
優勝 宝塚スカイ
準優勝 加古川疾風
第3位 石海・夢クラブ

【1月】スポ少近畿大会 全国大会予選
優勝 宝塚スカイ
準優勝 加古川疾風

【1月】スポ少兵庫県交歓大会
優勝 石海
準優勝 加古川疾風
第3位 夢クラブ・宝塚スカイ








こうやって見ると、
今年の一年は
ずっと石海さん、夢クラブさん、そして
加古川疾風さんとの4つで
切磋琢磨しながら戦ってきました。


こんな年は初めてです。

凄いライバルがいた年でした。





だからと言って、
本番だけで交流していたかと言うと
そうではなく、

一緒に練習試合をして交流をして…
お互いがレベルアップしてきた一年でした。




県の上は、近畿大会や全国大会がありますが、
自分のチームが行く…と言うよりも
兵庫県代表で行く』
…そんな気持ちがずっとあった年。




だから、
県の仲間のチームが勝ち上がると
本当に嬉しかった。


そんな年でした。






先日のスポ少の近畿大会前にも、
集まって練習試合をしていました。


最後は、スカイと加古川疾風が
代表には決まっていましたが
練習試合は大接戦ばかり。


どこが県の代表と言われても
おかしくない4つでした。





実はお互いに
得意、不得意な相手があります。


そこもまた面白く、
県大会では当たり方も
結果に影響した気はしています。











そんな4つで練習試合をしてすぐ後にあった
スポ少近畿大会では、
勝戦兵庫県対決に。


それだけで
まず感動の最後でした。










そんな、最高のライバルの皆さんと
最高の勝負が出来た兵庫県大会。




その最後の試合。

それが、
1/26のスポ少の
兵庫県交歓大会でした。



(選手宣誓はスカイ主将)





交歓大会なので、
上にはつながりません。


だけれども、
どのチームにも目標があったと思います。






スカイは、
秋の選手権の決勝で敗れていたので、
もう一度県の頂点に立つことを
合言葉にしていました。


そのために、
バレーボールの技術だけでなく、
練習への取り組み方や
気持ちの出し方をずっと伝えてきました。




今年のチームは、
色々な面で恵まれていると感じるチームです。


それは、
頑張ってくれる保護者さんたちの力。

そして、
男子のサポートをしてくれた
スカイ女子たちの力。
下級生たちの力。


本当に恵まれていると
感じる一年でした。




でもそれは
スカイと言うチームを再スタートしてから
ずっと感じるものでした。




だからこそ、
今が当たり前では無く、
感謝するべきことだと言うのは、
ヤンチャなメンバーに伝えてきました。


伝えると返事はしますし、
バレーボールノートにも
それらしきことは書きます。

ただ、
それが行動として感じることが
なかなか難しいチームでした。





県交歓大会の朝、
試合までに時間がありました。


最後の兵庫県大会…

彼らがどんな行動で、
この一年の感謝の気持ちを出せるかが
この日の自分の視点にしていました。





すでに
自分から考えて行動出来る子が出ています。


小学生である以上、
そこにこだわりたいと思っています。


少しぐらい強いチームになっても、
挨拶も返事もせずに
指示を待っている子を育てていては、
本末転倒なこと。


指示待ちな子どもにならないよう
考えて動けるようにしてきました。





だから…
天真爛漫と言うか…
自由と言うか…
ヤンチャと言うか…
怪物と言うか…


今年は個性が豊かすぎで
本当に苦労はしましたが、
コートの中で自分たちで会話して
問題解決をしようとする瞬間は
たくさん見ることが出来ました。







さて。
予選第一試合。



兵庫県には、
他にも素晴らしいチームばかりです。


楽な試合もなく、
何とか切り抜けていきました。







予選二試合目は、、、

ここで石海さんと当たりました。


予選はフルセットは無し。

21-18
18-21



最後の勝負は、
引き分けに終わりました。


全日本の決勝の
あの凄い試合から半年…



本当に素晴らしい相手。
素晴らしいライバルでした。








予選を勝ち上がったのは
石海とスカイ。

となりのブロックから
勝ち上がってきたのは…
加古川疾風と夢クラブ。




最後の最後も、
この4チームでの勝負となりました。

(つづく)