宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

はりまカップ2022

日曜日です。
チームが昔からお世話になっている
播磨ジュニアさんが主催されています。



スカイが再スタートした数年前、
バレーボールが何だか分からないチームでも
一緒に練習をして
子どもたちに色々と教えてくださいました。

本当に感謝しかありません。




監督さんは情熱のある方で
指導中の声を聞くと元気をもらえます。


久しぶりにH監督の声を聞いて
「これ!これ!」と思わず喜んでしまいました。




男子と女子の2チームで参加させていただきました。

4会場に分かれて、各会場の1位を決め
最後に各会場の1位チームが集まり、
トーナメントで優勝を決めます。


男子は連日の招待大会ですが、
同じ県の男子チームも参加しておられたので
楽しみな一日となりました。






男子と女子の会場が別になったため、
僕は女子のベンチに、
男子はまたエースのパパにお願いしました。


女子は初戦から
播磨ジュニア(通称:ハリジュニ)さんと。



うちの女子の試合も見てもらえるとあって
気持を込めていきたいところでした。



でもやっぱり、
良い試合をして、
良い流れもあるんですが、
「あと一歩!!」がないんですね…


その「あと一歩」とは、
試合に対しての気持の出し方。


声が小さい。
向かっていけない。


全てにおいて
「控えめ」です。


だから、流れが向こうに行って
相手が盛り上がり始めると意気消沈。

技術はずいぶんとついてきたので
本当にもったいない。



引っ張る子がいないのも
スカイ女子の課題です。


2戦目も、格上のチームさんに
良い試合をするものの
やっぱり最後は…おされて意気消沈。



ほんと、ここからやな。
あきらめずに頑張っていきます。





女子が予選で負けてしまったので
僕は男子の会場に移動しました。

ちょうど2試合目が行われていました。


パパさんとベンチをタッチ交代です。




予選は2勝で勝ちました。
エースがやっと
21本連続サーブを打ち切ったようでした。
4年生のときからトップサーブを打たせてきました。

21-0で決め切るのは
なかり集中力も必要でしょう。

僕がいないときにやるのも
彼らしいとは思いましたが
最後まで集中を切らさずに打てたんだなあと感じました。




3試合目は
会場1位をかけた試合。

ここで…
同じ県の男子チーム
加古川疾風』さんと対戦になりました。


両エース…
おっきいなあ…

うちも低くはないのですが、
エースでも156ぐらいです。

その遙かに高い壁。
ブロックが決まるかどうか。



でも、子どもたちは相変わらず
いつも通り、相手が強いほど燃える方たちです。


相手の両エースのスパイクは
拾いに行ったら吹っ飛びそうなぐらいでしたが
何度か手に当たって喜んでいました。


今、兵庫県の男子チームは
みんな同じようなレベルばかり。

本当に全日本のときも
スカイはたまたま代表になりましたが
どこが行ってもおかしくないレベルです。

これは、秋の県大会も
おそろしい勝負になりそうだ。。。




などと考えつつ、試合は進みました。


1セット目を取り
2セット目は逆転されます。

これ、今年のうちのチーム。
簡単に勝ってはくれません(^_^;)



それでも、今年は
「まだ負けていない」というプライドもあるのか
子どもたちはいつも
「絶対大丈夫」
という雰囲気があります。


そのバロメーターは…オルフェの表情です。




普段はとんでもないですが、
最近はコートに入ると頼もしいですね。

レシーブも抜群です。
仲間への声掛けも自然です。



メンバーからしたら
「普段ちゃんとせーへんお前(オルフェ)に言われたないわ!」
なんて思うでしょうが(笑)



1・2セット目になかなか決まらなかった
うちの今年の武器である『ブロック』。

これが、1点目、2点目と連続で決まり
いっきにムードが高まりました。



3セット目は取り返して
見事その会場の1位で
最終トーナメントに進むことになりました。


ワクワクできた
面白い試合でした。




決勝トーナメントは
準決勝からでした。

女子が予選をしていた会場だったので
そのまま女子は応援で残っていました。

(空いた時間に下級生の練習!)




初戦の混合チームさん、
きっちりしたバレーで勉強になります。


そして
決勝の女子チームさん、
大きな子たちでしたが、
何より、一生懸命に声を出しているところは
うちの女子に
「見ておきなさい!」
と言いたくなるチームさんでした。



トーナメントも勝ち上がり、
この日も優勝することが出来ました。






この日も、男子・女子共に
たくさんの良い部分と課題の部分が見えました。



最後のミーティングが終わったあと、
男子に伝えました。


「女子に一言、応援ありがとう♪って言ったか?」

…と。


もちろん、
女子は自分たちの勉強にもなるので
最後まで残していたのですが
いつも男子の応援をがんばってくれています。

同じチーム同士
そんな自然な声かけが出来るって…大切だと思っています。



下級生に対してもそう。

連れて行っている意味は
そこにもあります。



「ありがとう」
「ありがとうございました」

そんな言葉は、
ただ言って終わるだけではなく、
そこに感謝の気持ちを込めることが
大切だろうなあと思っています。




それは
子どもにたちに伝えつつ、
大人の自分も日々反省ですね…


大人の方が出来ていないことって
たくさんあると感じています。




ちゃんと気持ちは
言葉で伝えていきたいと思います。





素敵な大会に参加させていただき
有難うございました。



播磨ジュニアさんは
創部30周年。

変わらない情熱ある指導を続けておられ
本当に素晴らしいなあと感じます。


うちも頑張って続けていきたいと思います!

はりまカップ2022
男子:優勝
女子:予選ブロック敗退