宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

辛口スタート

今日から新年の練習がスタートしました。



冬休み…と言っても、我が市は明日から3学期。あっという間の冬休みでしたが、今日、こうやって一日でも練習が出来たことに感謝せねばなりませんね。



実は冬休みに宿題を出しておきました。
ゆっくり過ごす中にもダラダラ過ごすのではなく、課題を決めて自主練もしておきなさい。きちんと取り組んだことをバレーノートに書いておきなさい…と。


たかが自主練、されど自主練。
案の定、取り組みに差は出ていました。


高学年ぐらいになれば、取り組みから自分を振り返って欲しいところですが、勘違いな内容もあれば、日記もあれば、ちゃんと考えて振り返っているものもありました。


今の意識の差は、これから先、技術で補えない差になります。技術は何とでもなりますが、意識を上げるのは難しいもんです。






練習前に、子どもたちに伝えました。

「もしかしたら、明日にでも体育館が使えなくなるかもしれない。こうやって練習出来ることが当たり前にならず、一回・一日の練習を全力でやりなさい。」…と。



なかなか小学生には難しいのかもしれませんが、去年の前半に味わった『バレーがしたくても出来ない時間』を思い出し、もう一度感謝の気持ちを持って取り組んでいかねばなりません。





最後の1時間は乱打にしました。
1時間もするのは久々です。

人数が増えても、「みんな同じ」「みんな一緒」を大切にしてきましたが、今のスタイルのままでは、メインチームの強化は難しいです。

やはりボール拾いをし、憧れ、いつかはコートの中に入りたいと思う時間も必要だと思う場面が多々ありました。



今のスカイは、ボール拾いが下手すぎです。自分のときは頑張りますが、誰かの時には力は入っていません。ボール拾いが一番の練習だと伝えている以上、それをさせる時間も必要だなあと反省しました。棒立ち、知らんぷりがいっぱいです。これではあかん。





新チームの目標はあります。
昔は何度も挑戦しましたが、その難しさを感じてきました。

技術もさることながら、精神面でも相当強いものが無ければいけないことも感じてきました。子ども自身が意識を高く持てていなければ、ただただしんどいだけの練習になります。



チームを再スタートさせてからあまり考えてきませんでしたが、大きな大会を目標にする過程は本当にしんどいです。意識も行動も伴ってこないと話にならないのはよく分かっています。色々な覚悟のスイッチがいります。




だからこそ、今日は辛口でスタートしました。
特に男子新チーム。どんな結果になろうと、絶対に後悔の無い過程を過ごす。その気持ちがあるかです。

女子は、男子をどんどん使えばいい。今は地道に技術をつけるしかありませんが、追いつき追い越せの気持ちでやって欲しいと思っています。



そして6年生。
2月になれば、最後のスパートがきます。
自分の力でコートに立つ。さあ頑張れ。