宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

広島と台風(帰路編)

 
前回の日記のつづきです。
 
 
 
広島からの帰り道。
 
広島、岡山、そして兵庫の西播地区…辺りまで
 
順調に帰ってきました。
 
 
 
 
すると突然、愛車のナビが
 
何やら…同じことを何度も言いだします。
 
 
 
「道路状況が変更になりました。ルートを再検索します。」
 
 
 
と、何度も何度も変更し出します。
 
 
 
本来、このまま順調なら、
 
宝塚まで高速を走り、
 
降りたら数分で我が家なのですが、、、
 
ナビが高速道路の途中で降ろそうとしてきます。
 
 
 
「なんで??」と不思議に思っていると…
 
どうやら…通行止めがあるらしく、
 
小野から宝塚まで下道で帰らないといけなくなりました。
 
 
 
 
 
運転は好きなので、「下道でもいいか…。」なんて気楽に考えていたら、
 
そこからが大変でした。
 
 
 
 
西宮市・三田市あたりまで帰ってきたところで
 
大渋滞になり、車が動かなくなっています。
 
 
 
どうやら、高速は上下線とも通行止めになっているらしく、
 
みんな下道に降りてきていました。
 
 
 
で、、、追い打ちをかけたのが
 
下道でも、あらゆるところが
 
『通行止め』になっていることが発覚。
 
 
イメージ 1
 
 
地元で知っている抜け道を見ても、
 
全部…「通行止め」
 
 
 
 
「これって…帰れんっちゅうことか??」
 
 
 
と、焦る間にも車の渋滞が増していき、
 
とうとう…まったく前に進まなくなりました。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
宝塚市に帰るには、
 
ここから山を1つ2つ…越えなければならないのですが、
 
道のいたるところで土砂災害。。。
 
 
 
 
「そ、そんなにこの辺りは台風の影響があったんや…。」
 
 
 
 
地元がえらいことになっていると
 
ようやく、実感しました。。。
 
 
 
 
 
 
「このままでは、全く前に進まんぞ…。」
 
…焦りました(苦笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、帰宅しないわけにもいきませんので、
 
 
 
①どこかが通行止め解除になるまで待つ。
 
②とにかく道を探す。
 
③近くの宿泊先で一晩過ごす。
 
 
 
 
 
 
…のどれかを選択しないといけません。
 
 
 
 
考えた結果…②に♪
 
 
 
 
 
 
 
 
と言うことで、思い切ってUターンをして
 
自宅とは逆方向に走ることに!!
 
 
 
 
 
延々…走り続け、
 
後はナビで地図を見ながら…「これだ!」と言う道を見つけ、
 
思いきって入っていきました。
 
 
 
 
途中、何度も片道通行があって
 
土砂で車も泥だらけになりながらも、
 
有難いことに、何とか宝塚の西谷方面に出てきました。
 
 
 
 
 
「やった~!知っている道に出た!」
 
 
 
 
と、喜びつつも、まだまだ山の中。
 
 
 
ここから先がどうなっているかが不安。。。
 
 
 
 
祈りながら走っていきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
順調に進み、最後の最後!
 
「あとこの山を超えれば…」
 
と言うところで、、、
 
 
 
 
 
でた~!!!!
 
恐怖の通行止め!!!!!!!!
 
 
 
 
 
 
「え~!!!」
 
 
 
 
 
となりながらも、もう一本知っている道で迂回。
 
 
 
でも、また途中で通行止め~!!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「もうあかん…これ以上は道がない…」
 
 
 
 
 
 
と、諦めかけた…その時!!!
 
ちょうど、クレーン車が土砂崩れをどけてくれ、
 
「通行しても結構です!」
 
と、警備員さんが言ってくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
何と言うタイミング。
 
思わず、「ありがとうございます!」と車内からお礼を言って
 
ついに、我が町まで帰ってきました。
 
 
 
 
 
地元では、避難勧告の手前まできてたのかな…
 
マンション前の武庫川
 
すごい音で流れていました。
 
 
 
 
6時間以上かかった下道コースでしたが、
 
何とか…当日のうちに帰れました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次の日に河原に出ると、
 
いつも散歩するコースも水が溢れていたようで、
 
手すり(柵)も曲がって無残な状態になっていました。
 
イメージ 2
 
自然の力って凄いです。。。
 
 
 
 
 
 
 
と言うことで、台風の凄さを知った…帰路編でした。
 
みなさんのところは、大丈夫でしたか。