宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

兵庫県選手権大会

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10月にあった『阪神大会』で

県大会出場を逃した豆ら…

ガックリと肩を落とす暇もなく、

連盟のお偉いさんから…




「県大会、審判で行ってくれ!」




と言う、有難いお言葉(苦笑)

「あ、淡路島まで審判にですか?!」

との声も聞こえず、(半強制的に…)有難いご指名をいただきました(笑)。





それでも、やはり公式戦の審判。

しかも、県大会です。

遠方でもあるし、一人では不安なので

いつも仲良くさせてもらっている

小浜のマルマル監督と一緒に…旅することになりました。






その県大会が、昨日…本番でした。







朝、5時に起き、

準備をすませ、

マルマルさんの車に乗せてもらって

出発♪

後ろの座席には…

我が豆らの5年生が乗っています(笑)

低学年はお休みにして、

5年の豆軍団のみ、一緒に行く事にしました♪





道中…

豆らは、自分たちの試合ではないので

緊張もなく…

車内はリラックスムード♪

ゲームしたり、歌を歌ったり…

賑やかな往路でした。






そして、会場に到着♪

もう、ほとんどのチームが来ています。



さすがに、凄い緊迫した雰囲気が漂ってきました。




知ってる監督さんがたくさんおられたので、

玄関でご挨拶♪




「あれ?今年、SAは出なかったの??」

と言う…グサッとくるお言葉に…

「来年は頑張って来ますわ~、今日は審判しに来ました☆」と…

でも、チームで来なくても、

今からこの雰囲気の中で審判をすると思うと、、、かなり緊張が高まってきます。








開会式…

僕らは、公式審判員の服、ズボンを穿いて

(カッコよく??)前に立ちます(自称)。

「あ、スカイの監督が審判の服を着ているで…」

と、前にいた某チームの男の子…

緊張するから、見るな~目線☆☆





さて、

開会式が終わり、

僕とマルマル監督は、男子会場に移動しました。

が、同じ阪神地区の審判は(公平さを保つために)出来ません。

丹有地区1位  対  神戸・但馬地区1位

の試合の主審をすることに…

でも、どちらもお世話になっている監督さん。

とにかく、一生懸命に主審をすることにしました。





白熱した試合で、

本当に最後の最後まで緊張しっぱなしでした。

主審台から見る、子どもたちのプレーする顔は、

本当に一生懸命で、素敵でした。

勝負は付いてしまいますが、

終わったあとには、どちらの子どもたちにも拍手をあげたかったです。






終わったあと…

気力疲れで、ベンチで座り込んでしまいました(笑)

ずっと緊張してるって…物凄い体力がいるんですね…






その後も、近畿大会出場をかけた試合…

全国大会に出られたチームの主審…をするなど、

もうガクガクで~っす。


「もうこれで、お役はないかな!」

と、油断(笑)していたら、

近畿大会の最後のキップをかけた試合の

ラインズマン、やってくれ!」

…てことで、

こんな大舞台のラインジャッジをすることに・・・



主審をする時よりも、緊張します。

これを勝ったほうが、近畿大会ですから、

間違うわけにいかん…というプレッシャー…



しかも、フルセット!

(姫路の原監督…むちゃジャッジが上手くてビックリしました…笑)







終わった時、

気力・体力、使い果たしました(苦笑)。











一日、こんな大きな公式戦を間近で見せてもらい、

喜び、涙、笑い…

色んな選手たちの顔を見ることができました。




男子は、春のサントリーと同じく、

香寺さんが優勝。


女子は、本当にフルセットの連続で

最後は淡路地区代表の『志筑』さんが、

強豪のそろう、西播地区のチームを破って破って

兵庫の頂上に輝いていました。

監督さんの最後のガッツポーズは、

カッコよかったです。






一日、僕は審判でバタバタしていたので、

豆たちは自分らで試合を見ていました。


途中、ノートを書いたり

外に出て、ボールを使ったり…


本当に自分たちで一日を乗り切りました。



何でもないようなことですが、

豆たちが自分らで行動できた姿を見て、

嬉しく思えました。






強いチームさん、上手いチームさん、

動きの早いチームさん、

レシーブ力抜群のチームさん、


流石に県大会になると、

いいチームが揃っています。


とても勉強になりました。





全部の仕事を終え、

帰る時に、豆らを見たら…

「でもやっぱり、うちの子らが一番ええな~」

って思ってしまいました。

(ワハハ…かなりの監督バカですみません…笑)









帰り、またマルマルさんの運転で

高速を走ります。



せっかく淡路島まで来たので、

淡路サービスエリアに寄りました。

ここは、展望台から、

明石海峡大橋が一望できます。


夜なので、ライトアップもされていて

とても綺麗でした。





マルマル監督は、うちの子らを

いつも自分のチームの子のように接してくれます。


「お菓子、持って来たからな。」

「これで、ジュース買っておいで。」

「疲れたやろ?寝ときな。」

「写真、撮ったろ~!」





いろんな大人がいます。

たくさん人間を見てきましたが

「我が子第一」の姿、言葉しか、

見えてこない時があります。


よその子に、愛情を持って

ほめたり、叱ったり…できる

人間てなかなかいないと思います。






県大会、

応援一つ見ても、

本当にいろんなことを感じる場面がありました。


ヤジの飛び交う場面も、

正直…ありました。





多分、今年自分がチームで出場していたら、

そんな事など、気にしてなかったのかもしれません。


審判で参加させてもらったからこそ、

冷静に色んなことが見えました。




「試合前の練習場所は、

コートを走って取りに行くものだ。

それぐらいの気持ちがなければ、

試合では気持ちで負けてしまう。



だけど、そのあと…

もし、コートを取れなくて

隅で練習しているチームがあれば

コートを分けなくてはならない。

自分だけ良ければいい…という考えでは

良いチームではない。


そこに気付ける、チームになろう。」




県大会に行く前に

豆らに言った言葉です。





来年は…

豆らと一緒に

県大会に行くぞ♪





(姫路の原監督と、勝負する~!)






写真は、

淡路SAにて。

マルマル監督が

海峡大橋をバックに、

うちの豆らを撮ってくれてます♪




あんまり試合の記事が無くてすみません♪

実は自分の審判で緊張して、

試合はゆっくり見ることが…出来ませんでした(笑)