今日は最後の委員会活動の日でした。
僕は体育担当なので、
必然的に『体育委員会』の先生になります。
5年生は、もう一人の先生に任せ、
僕は6年生と体育館に行きました。
今週から卒業式の練習が始まるので
跳び箱やマットなど、全てを倉庫の中に片付ける作業をしました。
が、狭い体育館のわりに、大人数の児童数。
跳び箱もマットも、たくさんあるのに
肝心の倉庫は小さい…
でも、何とか全てを入れなくてはいけません。
試行錯誤をしながら
荷物を整理しながら、つめながら…
何とか押し込んで?いきました。
今日、本当に嬉しかったのは、
うちのクラスの一番やんちゃくれの子が
他の子に指示しながら
倉庫内で仕事をしています。
普段なら、真っ先に『手抜きの方法(笑)』を探している子が…
「先生、そのボールかごを縦に入れたら、もう一個跳び箱が入るで!」
「俺が持ったるから、それを持ち上げてみ~!」
お、、、おいおい…
どないしてん…??
そう思いながらも、嬉しさを隠しながら
一緒に整理をしました。
僕「お前、めっちゃ凄いやんけ!」
子「まあ、当たり前や♪」
相変わらず、愛想のない返事しかしてくれませんが(笑)
むっちゃ褒めてやりました♪嬉しかった~。
もう一人、
一生懸命な子がいました。
バレー部『だいすけ』は、体育委員会。
マットの整理から、片づけまで…
頑張ってたんですよ。
重~~~い卓球台がいくつもありましたが
一緒に運んで、倉庫につめるのを手伝ってくれました。
普段は、お調子乗り(次男坊やな…)で
とんでもない行動に何十回~(何百回)怒ったかな。。。
だけど、ちょっと見方を変えて彼を見ていると
意外な一面をいっぱい持っている人間だと
ある日突然気付きました。
それまでは、
「ま~たあいつは…」
だったのですが、
「何か考えとるな…」
に変わってきたんですね。
子どもらは自分の『味方』だと思わない人間には
自分の素直な気持ちを出してくれません。
だから、クラスにせよ、バレーにせよ
子どもたちが反応を示さなかったときは
「あ…敵に思われたな。。。失敗したぁ…」と反省します。
今日の委員会のあと、いっぱい仕事を頑張った『だいすけ』に
背中をボンと押して「ようがんばった!」と言いました。
今年のチームの鍵を握っているのは
案外彼なんかもしれませんね。。。
最近そんな風に思ってきました。
あと2週間。
まだまだ『だいすけ』には
腹が立つ事もい~っぱいあるでしょうが、
中身を見てやれる大人でいたいと思ってます。
そういや、昨年…
バレー部『たかお』を担任してた5年生。
クラスの女の子が、体育館で嘔吐してしまった時に
真っ先に拭きに来てくれた『たかお』。
なかなか出来ないことですよね…
もっともっと子どもらの中身を見ないと…
あ~…また反省や…
さて、とうとう体育館が使えない。
とりあえず明日は、
外で練習やなぁ♪