宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

自問自答の日々

早いもので2月も終わりが近付いてきました。
卒部の日も近付いてきて
色々と考えることが増えて、そして深くなっています。

この土日は、西播地区で合宿を行いました。
初日7チーム、2日目5チーム。
今年も錚々たるチームばかりで勉強になりました。



西播地区に行かせてもらうと、
技術だけでなく、指導者としての考え方も教えてもらえます。

夜の懇親会では、全国大会の話も出てきます。
「あとスカイだけ行ってない!」
と気合いも入れてもらえました。

みなさん、仲が良く温かい。
それでいてバレーボールに熱い。
なかなか、阪神地区にいると味わえない雰囲気です。


昔からブログに書いていますが、
自分にはリスペクトしているチームがあります。

姫路JVCというチームです。
とにかく、元気でよく動きます。

スカイもよく、「元気ですね!」と言われますが
モデルにして目標にしているのが姫路さんです。

今年も、監督さんが指導されている言葉を聞き逃さないようにし、
疑問に思ったことは全部聞きました。

もう、追いかけて15年にはなるでしょうか。
尊敬しています。

西のチームさんは、他にも素晴らしいチームばかりです。
お世話になっている香寺JVCさんの
「交流しているチームを大切にされる姿勢」
には、学ばせてもらうことがたくさんあります。

おかげで、充実した日々が過ごせました。




話は変わりますが、
今年の合宿…ある行事と重なりました。



それは、同窓会です。

前任校で最後に担任した6年生たちが
今年成人を迎えました。
その時のメンバーが集まって同窓会をすることになり、
当時の3人の担任が呼ばれていました。

僕以外はみんな参加していて
写真を送ってくれました。

我がクラスで一番やんちゃだった子が
会いたがっていると聞きました。




今は、学校の先生もバレーの指導者も
「本気で出来ない部分」
がある気がします。

それが時代である以上、
合わせなければいけません。




難しい時代です。







さて…

うちの5人の6年生…

個性も性格もばらばらですし、
取り組み方も差があります。
共通して言えるのは…「幼い」6年生です。

口先だけ、言葉だけでなく、
今年のチームを「1つ」にするのに苦労しました。

きっと、勝てる指導者さんにしてみれば
どうでもいいことばかりです。



自分が拘り過ぎて
気付けば、もう卒業間近になりました。

本来なら、6年生は気楽に最後を楽しんでいる時期でしょうが、
うちは最後の最後まで
6年生に問い続けています。






自分のことだけでない。
自分だけが良かったらいいわけではない。

そんな部分がチームの中に生まれてはじめて、
今年のチームは「完成」です。

まだまだ、
未完成な6年生チームです。






5人とも、それぞれの進路を決めました。

今の6年生を見ていると
「これで良かったのか?」と
自問自答することがあります。



思い通りのレールに乗せることは、
本当は避けるべきことなのではないか。

苦労して、悔しい思いをしたほうが
人間として育つのではないか。








次の練習から、3月に入ります。

とにかく、あと1週間ちょっとすれば
最後の試合、そして
最後の笛が鳴る時が来ます。

自分自身、後悔の無いよう
過ごさねばと思っています。







長々、ダラダラ書いてしまいました。

おやすみなさい。