運動会までカウントダウン。
組体操の練習も正念場なのですが、
なかなか、思うようにいきません。。。
自分は何度も６年生を持ってきました。
その都度、先頭に立って、指導してきました。
今年は、若い先生が頑張ってくれています。
世代交代ではありませんが、
伝える側の年齢になってきました。
初めての組体操作り、そして、初めての６年生。
分からないことだらけの、若い先生。
「自分にも、こんな時があった…。」と思うほど、
何もかもが新鮮で、懸命にやってはります。
毎晩、遅くまで打ち合わせをしています。
バレーの無い日は、１０時前まで残って
色々と練るのですが、
なかなか上手く動いてくれない子どもたち。
前に出て、ガツンと言いたいところもありますが、
若い先生の情熱を壊すわけにはいきません。
完成度は、お世辞にも大丈夫とは言えません。
正直、かなり焦っています。
葛藤の中、縁の下の力持ち…
そんないいものではないですが、
子どもたちの『しめ役』が自分の役目だと思ってやってます。
だから、
今年は、若い先生の可能性にかけています。
暑さと、練習続きもあり、
子どもたちの集中力も低いです。
だから、
大技が決まりません。
自分に出来ることは何だろう…と思いました。
まずは、クラスのムードから上げていこう。
それが、他のクラスに影響するはず…
そう思いました。
自分のクラスの子どもたちとは
信頼関係も作れています。
だから、
かなりきついことも言います。
「これでええと思うか？本番、これで出る気か？！！」
「お前らの組体操や。先生のじゃない！！信頼関係の無い大技が、完成するわけない！！」
毎日毎日、
かなり突き放してきました。
休み時間も練習に使わせました。
こちらの思いをぶつけて、体育館で待ってました。
クラスの子らは、
休み時間も練習に来ました。
大技は、上に乗る子も恐怖心との戦いで
泣き出す子もいました。
が、
「今、泣くべきではない！！やるのか、諦めるのか、はっきりしろ！！！」
昔の先生ですよね…
ホント、自分でも焦っているのが分かりましたが、
もう時間もありません。。。
今日の通し練習。
大技の時に、うちのクラスのところが、全て成功しました。
正直、涙が出そうになりました。
まだ完成出来ていないクラスの子らも、
ハッとしていたのが分かります。
きっと、良い影響を与えたと思います。
うちのクラスだけ完成しても意味が無い。
学年で、成功させたい。
あと３日。
「絶対できる！！」と言う気持ちで
連休明けには、最後の勝負に出てくれると信じています。
今日は久々に、クラスの子らを誉めました。
「ようがんばった！！本番、必ず成功させような！」
ええ顔をして、帰っていきました。
残りの時間、精一杯の練習をしたいと思います。
