宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

しからずに褒める…こと

学校でも、バレーでも、
その指導方法に悩むことが多いです。

自分の過去の日記で、こんな記事をコピーしたことがありましたので
下に貼り付けました。

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欧米の「しからずに褒める」教育論が導入されて久しい。

「子どもたちは、本来すばらしい存在だから、

必要なのはしかることではなく内面の理解だ」

という教育論が日本にでも主流になった。

ここには、大きな落とし穴があった。



確かに欧米の教師は、しからず、大げさに褒める。

しかし、その背景にはキリスト教という巨大な文化がある。

生徒の多くは日曜日になると協会に出かけるし、

罪の文化が底流にあるから、幼児期のしつけの厳しさは日本の比ではない。

その代わり、成長とともに、自己責任を前提にした

自主性の幅を広げていく。



日本では逆に子どもを放任し、

成長するに従って厳しい社会規範を課してきた。

ところが、その多くは社会の変化によって姿を消した。

規範の順守を求め、注意しなくなった。

しかって嫌われるより褒めておく方が教師にとっても気楽である。

生徒を厳しくしかる光景は、学校でも次第にまれになった。

日本の子どもたちは注意され、しかられる機会を失ったのだ。



米国の学校にさえ不寛容主義が広がっているという。

誰にもしかられない日本の子どもたちは

本当に幸せなのだろうか。

その結論は歴史的事実として明らかになるように思われる。


                  青少年センター 「わかば」より

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叱らない=放任
ではない。


教室で、「1」叱ったら、「10」の愛情をもって
子どもたちに接する(フォローする)ようにしています。

本当に子どもたちに伝わることって
本当に大切なことって

「叱らず」
にいるだけでは、伝わらないと思います。



いま、いろんなニュースが流れていますね。。。
子どもたちの残虐な記事、ニュースが…

叱られなくなった子どもたちが
今度は大人になっていきます。

歴史的背景が、がらっと変わる時が
来るかもしれないですね。


自分も毎日反省と、
成長の繰り返しだと思っています。