宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

苦しい時を…

今日は3つで練習試合。

相変わらずの新チーム。
今日もつくづく感じましたが、
レシーブのしっかりしているチームに対し、
自分達が先にミスをします。

思い切った、強気のミスなら先がありますが、
何でもないボールをお見合い…と言うか、譲り合い。
声も意識も表面だけです。
それから、とにかく遅い。寝てます。
スピードあるバレーにはついていけません。

諦めていた、新チームの『気持ち』の面ですが、
無いものねだりをしないはずが、ねだってないけど無さすぎ。

3年の方が、強気です。
(3年)「ここで声をださな!!」
(5年軍団)「よしっ」
(ナガカン)…(汗)


今日の課題は、カットが乱れた後の2本目。
これを、大事に丁寧にすること。
失敗してもいいから、必ず攻撃する事。
伝えた数分後に、新エースが乱れたボールをアンダーで返しています。
これでは勝てません。。。


6年生が2人入ると、別チームになります。
声も大きい、動きもなめらかに…
とんでもない差です。


新チームは、今苦しい時です。
この苦しい時を、粘って頑張るか、諦めるか。
前向きにみんなで進まないと、1年間このままです。

そして、この苦しい時を、みんなで見ないといけません。
何も出来ない今を、一緒に頑張らないといけません。


今日は学校の体育館に帰ったあと、子ども達は
「練習して下さい!」と言ってきました。
だけど、
今日、どんな状態で、どんな事があって、
そして、子ども達がどんな思いでその『言葉』を言ったのか…
親も見ていないと。
遠征後の練習など、受け入れる事は出来ません。

子ども達が、遅くなって帰宅しても、
「頑張ったね」でなく、「遅かったね」に必ずなるんです。
それは、チームではなく、我が子個人として見ているからです。


今日相手をしてもらったチームさんは、
保護者さんらも、みんな苦しい今を頑張っておられました。
何か羨ましく思えました。

子ども達が『自分勝手』なワンマンプレーをした時、
それがどういうことなのかを、大人も勉強するいい機会。


今、新チームは苦しい時です。
あと2ヶ月、新チームでいられるんです。
有効に使わないと。