宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

第1回 Let's飛翔バレーボール大会

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今までになかった、素晴らしい大会でした。
元全日本のコーチ、Vリーグパナソニックパンサーズ元監督の藤田幸光さんや、
姫路獨協大学バレー部監督の、上山さんをはじめとされる方が主催された
男子バレーだけの大会でした。

会場は姫路獨協大学
天気も最高。大学のキャンパスはぽかぽか陽気。
体育館は、バレーコート3面で、広くてきれい…素晴らしい~♪


第1回大会となった今回は、兵庫男子10チームが参加。
西播4、東播5、阪神1の10チームでした。

はじめに、監督、指導者、保護者を集められ、
姫路獨協大学監督さんから『監督論』を聞かせてもらえました。

講義の中には、タイムの取り方や指導者の心がけなどもあり、
大変参考になりました。


午前中は予選。
3ブロックに分かれてスタート。
今日の目標は『SAバレーをみんなに見てもらおう』でした。

そして…
僕自身の目標として、朝に受けた講義の中での指導を実践することにしました。


午前は無事2勝で、1位通過だったんですが、
6年生のいないチームさんも、素晴らしいバレーをされていましたよ。


昼食後、大学生と高校生の試合をやってくださり、
コート横にずらっと小学生が集まって見学です。
「おおおおぉ!」と言う小学生の感動の目。。。
生の先輩のプレーは、きっと彼らの目に焼きついた事と思います。

一緒にスパイク練習、みんな高いネットに大喜びでした。



さあ、午後からは決勝ブロック。
姫路、山崎、SAが、A級ブロックに入りました。

1年間追いかけた、西播のライバルチーム。
試合前の練習を見たら、それだけで圧されてしまいそうです…

「うちはうち、今日は豆らと絶対に後悔しない一日にする」と決めていたので、
午後からは、もう勝敗に関係なく、燃えて燃えて応援しました。

ボールが落ちてから、ヤイヤイと叱るのでなく、
ボールが生きている間に指示を!!と教えていただいたので、
その通りにしました。

いつもなら、ボールが落ちてから
「それは、こう取るんやろ~!」とか「もっと早く入らんか~」とか言うのですが、
一切言わない…苦しかった~…
でも、その分、ボールが動いている間に
「今や!」「いけ~!思い切れ!!」「よっしゃ~ナイスや!」…
最初は難しいと思いましたが、
でも、本当に子どもと一緒に試合をしたと実感ありました。


いつもなら、ズルズルいく場面も、なぜか追いつく。
いつも落ちるボールが落ちない、それどころかファインプレー連発。
こんなに変わるもんか…
そして、素晴らしい相手さんと試合が出来てよかった…
素晴らしい相手があるからこその、素晴らしい試合でした。

見事勝利…決勝戦へ。


勝戦、絶好のリズムが続きます。
相手もボールが落ちない、レシーブピカイチのチーム。

いつも練習試合でもお世話になっています。
県大会でも、春、秋とダブルで今年も負けました。。。

この日のSAも、神様がいるかのようなプレーが続き、
第一セットをとりました。
第二セット、トントンとサーブで取られましたが
昨日と違って諦める表情を、豆らが出しません。

2セット目、惜しくも落としましたが、次につながるセットにできました。

フルセット。連日の決勝戦のフルセット…


少なからず、諦めかけた昨日と違い、今日は素晴らしい気持ちでした。
コートチェンジまで劣勢で、豆の表情が変わります。
キャプテンはもう、一人でいっぱいになりかけでした。
こうなれば、周りもアップアップしてきます。
タイムをとり、キャプテンに
「大丈夫や、うちらのバレーを出し切ろうな。大丈夫、大丈夫♪」

いつもなら多分、舞い上がっている(子どもら以上に…)ので
それが伝わって悪い展開になったと思いましたが、
今日はとにかく、朝の講義をヒントにしたベンチワークに徹しました。

さあ、そこからがミラクルか…どんどん追いつき、ついに同点。
これはホンマのホンマに…と思っていましたが…

最後、2点とどかずに負けました…

「ようやった!!!」
久々、心から子ども達と話が出来ました。。。

長い長い苦しい時期が、今日のような一日につながったことに感謝。
そして、いつも子ども達に言うのですが
素晴らしい試合には、素晴らしい目標、相手がいてくれたから…
相手に感謝…。

号泣する豆らもしましたが、
それよりも満足している豆らに、そして、子ども達と一緒になった試合が出来た自分に
ここ最近ずっと無かった気持ちになれ、、、
やばいやばい。。。最後の大会までとっておかなければ…



主催者の方々の言葉の中に、
「男子チームをもっと盛り上げていきましょう!!」
の合言葉に、本当にそうだな…と感じました。

SA中学部の事も話させてもらい、
中学生のクラブチームが出場できる大会なども、もっと増やしていく活動もされるらしく
「一緒にやりましょう」という感じが伝わってきて
自分の力がどこまでかは分かりませんが、少しでも関わっていけたら…と感じました。


何か出場チームの子ども達が、みんな良い顔をしていました。
最後は、全員(子ども達はもちろん、指導者、保護者、高校生、大学生…)で記念撮影。
バレーボール雑誌にも今日の大会の様子が載るそうで、楽しみです。

今日は阪神地区男子は、うちしか来ていませんでしたが、
西播東播磨の男子が集まっておられるのを見て、
阪神男子も、もっと地区から盛り上げていきたいなと感じています。

姫路JVCのH監督のお話も、貴重な内容で勉強になりました。


とにかく、素敵な一日でした。
これは、大会の結果でなく、大会の開催目的に共感できたところから。。。

そして、自分が監督としてほんのちょっとだけ前進できたことから。。。

そしてそして、うちの豆らの試合中の顔!
かっこ良かったから…です♪