宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

2008年最後の大会を終えて…

今年最後の大会が終わりました。








毎年、目標にし、

そして一番倒したい相手が姫路さんです。



2002年のチームで

淡路島での秋の県大会に出た時に

姫路さんに負けました。



うちはその年、(今では考えられない?)大型チームで、

1セット目を取り、

2セット目もリードしていたんですが

H監督がタイムを取り、その後イッキに逆転された過去があります。





その時から、

「この人はすごい!!」

と、、、今もずっと目標です。






それだけに、

この大会でも、当たると決まった時から

たとえ完敗すると分かっていても

全力でぶつかりたいチームでした。




上手いだけでなく、

スピードとボールへの執着心が

本当に見事です。






最後の大会で、

見事に初戦の相手になりました。



合同練習、公式練習のときから、

となりのコートではいつもの凄い動きが見えてきます。

声も最高です。






「スパイクの準備を早く、声と動きで負けるな」





スタートに言った言葉です。

バレーの技術には、差がありますが

気持ちだけは負けてほしくありませんでした。






が、

結果は惨敗でした。

子どもたちには、どんな気持ちだったでしょう。。。







チームの目標と目的を持って挑んだつもりでしたが、

初戦の姫路さんとの試合が終わると

もう魂はありませんでした。




これが、今のチームです。。。









予選…次は、同じ阪神地区の白金さん。



先日の阪神大会で負けています。

「このチームで勝つことが必要なんだ!!」

と、伝えてきたんですが、

どうもこの子らに伝わるものが感じられません。





一見、元気にも良く動いているようにも見えますが

伝わるものが無い。。。

本番までの取り組み方、

当日の表情、

何をとっても、気持ちが伝わってこない。




豆らとずっと一緒にいるからこそ

本当に一番悔しいところです。





1セット目。

先ほどの勢いはありません。

勝ち負けよりも、ただ試合を消化しているだけのチームに

もう腹からガックリするものがありました。。。



2セット目。。。

もう、新チームのフォーメーションでいきました。









今年の大会が終わりました。

結果は予選落ちでした。


調子が良くても悪くても

結果は変わらなかったと思います。


だけれども、

今のチームは、それ以外の意識の薄さに苦しみます。




全力で集合し、お腹の中から声を出し、

コートを全力で走りまわる…

そんなチームがSAだと思っていますが、

何度言っても伝わりません。


幼いのとは、また違うと感じてます。





大会から帰り、

解散場所でミーティングをしました。

大したことも言ってません。



「ありがとうございました」と、豆らが挨拶をした後、

あっという間にそれぞれの車に乗り込みます。


もうガックリです、、、



「次こそ、こうなろうな!」

「今度は、これを目標に頑張ろうな!」

声には出なくても、そんな雰囲気のかけらもありません。

子どもなんだから、

いつまでもウジウジしなくていいし、

あっさり次に切り替えてくれたらいいと思いますが、

そんなものでもないんですね。。。




なんなんでしょう…

10年目で、一番悲しい気持ちになった気がします。



弱くても、負けて涙していた時代を考えたら、

気持ちの薄い子が多すぎます。。。








『なおや』を呼びました。

色々伝えました。


チームは大変ですが、

この子をしっかりとした軸にしていくつもりです。



高い意識の子もいるのも確かです。

頑張る子にこそ、

どんどんチャンスを与えていこうと思います。










今日の 【姫路 VS 桃園】 の決勝戦

正直、ドキドキしました。

凄かったです。。。

女子チームのレベルの高い試合も勉強になりますが、

やはり男子の拾いまくる試合は本当に面白いです。


何度も落ちそうなボールが繋がり、

ラリー、ラリー、ラリー…でした。


「すごいすごい!それも拾うか!!」

「ナイス!2段トス!!!」




感動と感激の試合でした。。。





勝戦か…

ここ2年…そのベンチに座ってないわ。。。

いつまで苦しい時代が続くのやら…