宝塚スカイアタッカーズ 監督のブログ

宝塚市 小学生・中学生 男子・女子 バレーボールクラブ

純金と金メッキ

昨日の練習の途中で、
時間をかけて
『純金』と『金メッキ』の話をしました。



中身のある練習に…

試合で通用する練習に…



面倒くさくて、
コツコツと時間のかかる練習。

そんな地道な努力が、
本物(純金)になれるんだと…







練習で手を抜かない子もいれば、
上手く抜く子もいます。

僕のいるときだけ
やっている子もいるでしょうし、
変わらず努力している子もいるでしょう。



まあ、
子どもってそんなもんだとは
長い指導の中で重々理解しています。








ただ、子どもたちには、
手を抜くことは
先生をごまかしているのではなく、
実はそれは、
『自分を騙している』
ことなんだと伝えました。


「自分を騙して、やったふりをして、それで本当に力になるんだろうか。そんな選手が、大事な大事な場面で自信を持ったプレーができるだろうか。」

そう伝えて、
考えさせました。







響いた子もいるでしょうし、
逆もあるでしょう。



その日の練習で、
紙切れ一枚の成長でいい。


ただ、それを積み重ねていく子が
気付いたときに
大きな差をつくることになるんです。






今年のメンバーは、
特に意識の面で難しさを感じます。


話の聞きかた、
その解釈のしかた、
次への活かしかた、

幼い…と言うよりも、
自分のこととして考えられていないので、
同じことで注意しないといけません。


なかなか、苦労がいります。










こうやってやっきた自分の指導に、
時々、いや、ほぼ常に
考えたり、悩むことはあります。


自分は何を教えたらいいのか。

スカイで出会った以上、
一番伝えたいことは何か。


そんなところ…です。





昨日、仲間のチームの監督さんから
スカイのOBたちの話をしてもらいました。


その文章の中に、

「スカイの子達はいつの代の子もみんなしっかり挨拶してくれます。◯◯の2人もちゃんと挨拶に来てくれますよ。先生の指導の賜物です。」

そう言ってもらえました。


あぁ…
そう、
そこだよな…自分の役目は。





迷うことはなく、
スカイで大事にしていることを
これからも続けていこうと感じました。






仲間の監督さんや、
頑張るOBたちがいることが
宝物なんだなと気付きます。






焦らず、コツコツいきます。