昨日の練習の途中で、
時間をかけて
『純金』と『金メッキ』の話をしました。
中身のある練習に…
試合で通用する練習に…
面倒くさくて、
コツコツと時間のかかる練習。
そんな地道な努力が、
本物(純金)になれるんだと…
練習で手を抜かない子もいれば、
上手く抜く子もいます。
僕のいるときだけ
やっている子もいるでしょうし、
変わらず努力している子もいるでしょう。
まあ、
子どもってそんなもんだとは
長い指導の中で重々理解しています。
ただ、子どもたちには、
手を抜くことは
先生をごまかしているのではなく、
実はそれは、
『自分を騙している』
ことなんだと伝えました。
「自分を騙して、やったふりをして、それで本当に力になるんだろうか。そんな選手が、大事な大事な場面で自信を持ったプレーができるだろうか。」
そう伝えて、
考えさせました。
響いた子もいるでしょうし、
逆もあるでしょう。
その日の練習で、
紙切れ一枚の成長でいい。
ただ、それを積み重ねていく子が
気付いたときに
大きな差をつくることになるんです。
今年のメンバーは、
特に意識の面で難しさを感じます。
話の聞きかた、
その解釈のしかた、
次への活かしかた、
幼い…と言うよりも、
自分のこととして考えられていないので、
同じことで注意しないといけません。
なかなか、苦労がいります。
こうやってやっきた自分の指導に、
時々、いや、ほぼ常に
考えたり、悩むことはあります。
自分は何を教えたらいいのか。
スカイで出会った以上、
一番伝えたいことは何か。
そんなところ…です。
昨日、仲間のチームの監督さんから
スカイのOBたちの話をしてもらいました。
その文章の中に、
「スカイの子達はいつの代の子もみんなしっかり挨拶してくれます。◯◯の2人もちゃんと挨拶に来てくれますよ。先生の指導の賜物です。」
そう言ってもらえました。
あぁ…
そう、
そこだよな…自分の役目は。
迷うことはなく、
スカイで大事にしていることを
これからも続けていこうと感じました。
仲間の監督さんや、
頑張るOBたちがいることが
宝物なんだなと気付きます。
焦らず、コツコツいきます。
