決勝戦の第二セットは、
一進一退の攻防が続きました。
とったらとられ、
とられたらとって、
お互いに一歩も引かない試合になりました。
子どもたちも
すごい精神状態の中で戦っていたのでしょう。
普段は見せない表情、
そしてプレー。
本当によくやっているのを感じました。
それだけに、
ベンチもがんばらねばと感じました。
中盤になっても大接戦。
熱くなりすぎて…
ここで…
24年の指導歴で
初めてのものをいただきました!!
それは…
『イエローカード』( ;∀;)
ほんと、意識なく
すっとマスクをずらしたんでしょう(苦笑)
その瞬間に吹笛が。。。
「ピ――――――――――――――――!!!」
すぐに自分だと分かり、
子どもたちに動揺させないよう
手を挙げて…
「ごめんなさい。」
多分、誰の何に出たのか
分からなかった人も多かったでしょうが、
意識をしておかねば!と反省。
さて、後半に入ります。
どちらにも流れはいかず、
お互いにひかない状態でゴールが近付いてきました。
19-19
ここまできました。
相手は、あと2点で全国。
次の1点は、
相手の攻撃でした。
19-20
絶体絶命の状態。
でも、この状態が逆に
冷静になれるもんだとも感じました。
「タイムが残っていたはず!」
ここで、タイムを要求します。
「とにかく最初のカット。ここ、がんばれ!大丈夫!」
そう伝えて、
コートに戻します。
相手サーブがきました。
オルフェにとんできます。
あいつ…
さあ…
これをどうするか…
やっぱりオルフェはすごかった。
あの場面で素晴らしいカットをあげます。
(それだけで感動…涙)
しかし、こちらの攻撃は上げられ、
ラリーとなります。
「絶対落とさない!」
そんな気持ちが最大に出ていました。
このラリーを制したのは
うちのブロックでした。
今年は攻撃力もさることながら
このブロックも強い武器になっています。
相手センターのスパイクを
ビシッと止めます。
うおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
子どもたちも一気にテンションが上がりました。
20-20
きたきたきたーーーーー!!
ここでサーブは
エースの「ゆっち」
この場面で
素晴らしいサーブを連続で決めます。
ゆっちの雄叫びが響きました。
22-20
よくやった!!!!!!!
逆転でフルセットに挑むことになりました。
(続く)