兵庫県は広いなあ…と感じた道のり。宝塚は大阪に近い兵庫県の東にありますが、今日は西の端まで移動。岡山県がすぐそこにありました。
久々のホタルドーム。懐かしの会場。駐車場に到着したときには、景色一つひとつに感動してしまいました。
昔は床が緑色のゴム?のような会場でしたが、改装されて木の床になっていました。明るい雰囲気になり、自分の中にあった約10年前の思い出とは若干違いました。
やっぱり選手権はいい。
春の県大会も好きですが、秋の県大会はまた違う良さがあります。男子はエースのスパイクの音が変わり、バシン!ではなく、ズドン!…と迫力が増しています。2メートルのネットが低く感じます。
男子は地区予選を勝ち上がったベスト8からの試合。
初戦は西播の強豪チームさん。昨年度は近畿ナンバーワンまで勝ち上がられました。名前負けしないよう、この日はできるだけいつも通りの雰囲気を保てるようにしました。気合いを上げると、緊張感から力が出せないメンタルたちです。学校の話や、他愛もない話で直前までいました。
流れも上手くいき、ストレートで勝利。まずは初戦突破で波に乗ります。でもやはり西のチームの気合いと動きは素晴らしい。いつまでも目標の地区です。
準決勝はスーパーエースのいるチームさん。170㎝を超える高さから、真下にスパイクが来ました。まともに打たれたら拾えません。うちのバリアフリーのようなブロックの遥か上から打ちこまれました。結局、1本も拾うことが出来ず、1セットを落とします。
2セット目はエースに打たれないようサーブコースを指定して臨みました。2段トスになれば何とかなる…強気で攻めて見事に取りました。フルセットです。
あと15点取れば近畿大会。しかし、終始リードされて11対14まできました。あと1点取られたら負け。この場面で、ライトの6年生にサーブが回ってきました。ミスは出来ない、でも、入れただけサーブならエースに打ち込まれる…このギリギリの場面を素晴らしいサーブで5点連続打ち込みます。大逆転で勝ちました。この時点で近畿大会を決めました。
決勝は全日本大会の兵庫県代表チームさんと。夏からどれだけ詰められたか。
決勝はアナウンスでチームを紹介していただきました。こそばゆい感じがしましたが、ここまできたんだなあ…と感謝する時間となりました。
試合はスカイが押せ押せの展開に。チャレンジャーとして思い切っていけたことが大きかったかもしれません。見事に第1セットを取ります。
第2セット、またリズム良くリードします。もしかしたら…中盤まで、その気になる流れでした。残念ながら最後に連続サーブを決められ、フルセットへ。
第3セット、押せ押せは変わらず、あと数点まで来ました。頂点が見えたときに痛恨のサーブミス。流れが一気に相手に。最後はスカイのコートにボールが落ちました。
ここまできたら頂点を…と願いましたが、まだまだそれは早いということでしょう。それでも、県大会準優勝で近畿大会を決めました。
…とまあ、試合に関しては見事にやってくれました。チーム初の近畿選手権大会に出場することになり、年末まで楽しみが増えました。
でもね。。。
一日の最後のミーティングでは褒めませんでした。
本番までの過程で、引っ張るべき6年生の意識が揃わない状態。乗り越えて欲しかった壁を破れず、本番を迎えていました。幼くて引っ張らないとなかなか前に進まない今年のチーム。加えて、直前にエースが怪我をして本当に苦しい状態でした。
だから、課題の山積みです。指導者の力量でこうなっているのですから、気を引き締めてまた頑張ります。
よく頑張った子どもたち。
付いてきてくださる保護者さんたち。
交流してくださるチームさん。
全てに感謝。